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トップページ雑感>イノチを自ら奪うということ

2006年10月31日

イノチを自ら奪うということ

<命>という詩が、先日の産経新聞に掲載されていたそうです。

神経細胞胞腫という難病にかかっていた11歳の女の子が書いた詩です。


詳しくは

山羊さんのブログ「みんなで子育て~一人で頑張り過ぎないで~」の「イノチの大切さ」

の記事をご覧下さい。


その詩の中に、



でも「命なんていらない」と言って

命を無駄にする人もいる

まだたくさん命が使えるのに

そんな人を見ると悲しくなる



という一節があります。



この少女は、当時11歳ではありましたが、死を目の前にしていたがゆえに、

命の大切というのを本当に理解していたのでしょう。


普通の人は、まもなくやってくる“死”とは無縁の生活をしています。


自殺する人は、まもなくやってくる“死”ではなく、

自らが“死”に向かっていくのです。


この違いは大きいです。



最近は、子どもが自殺のニュースをよく耳にします。


どんなことがあっても、自ら死んではいけません。

よく言われることですが、他人を殺すことも、自分を殺すことも、

同じく“殺人”です。


自殺のニュースが流れると、私は、自殺した本人よりも、

残された人に対して悲しみの感情が湧き出てきます。


大切な人が自殺をしてしまったら、

残された人はいったいどうしたら良いのでしょう。

「力になってやれなかった」

と悔やむしかありません。


もちろん、自殺する人は、それほどまでに追い詰められていたのだと思います。

でも、自殺は何も解決しません。

自殺するというのは、残された人に問題をすべて押し付けるだけです。


問題を本当に解決しようと思ったなら、生きて解決するしか道はないのです。


「もしも、自殺をしたら誰が悲しむだろうか」

と考えてみて、

一番悲しむであろう人から順番に相談すれば良いのです。


一番悲しむであろう人は、一番真剣に解決の道を探してくれるからです。


一人で悩んではいけません。


イノチの大切さ

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Posted by 青い夜 at 23:01│Comments(4)雑感
この記事へのトラックバック
岐阜の虐め自殺の事件。 今日になって学校が虐めと自殺の関連を認め 遺族に謝罪した
やりきれない遺書 ~岐阜の虐め自殺~【RIKIMARUBLOG】at 2006年10月31日 23:05
自分で自分の幕引きをするということをお手軽なものにしてはならないと思う。

生まれついてこの人は死を選ぶよりしかたがないと思えるような生い立ちとか

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集団自殺考【チロ・デ・チロリンタン】at 2006年12月16日 16:29
この記事へのコメント
あの”イノチの叫び”の詩は、本当に多くのメッセージを投げ掛けていますね。

私はいつも、85歳で亡くなった祖母の言葉を思い出します。
「この世で起こっていることは、全てこの世で解決する」
長い人生を、そして戦前・戦後の死ぬか生きるかの時代を生き抜いてきた人だから言える言葉だと感じました。

つまり、逆に言うと「死を持って(あの世で)解決できる問題はない」といいたかったのだと思います。
Posted by 山羊 at 2006年11月01日 06:12
山羊さま

コメントありがとうございます。
>「この世で起こっていることは、全てこの世で解決する」
この言葉、確かに、動乱の時代を生きた人だからこそとても重みを感じますね。
Posted by 青い夜 at 2006年11月01日 07:34
貴方の言ってることは正しいです。
しかし、本当に自殺を考えたことのある私にとっては貴方のような発言が一番腹立ちます。

残された人に全てを押しつけてでも「今」から逃げたいです。

残された人の悲しみよりも「今」の苦痛のほうが何倍もつらいです。

相談したって最初は真剣に聞いてはくれません。


本当に自殺を止めさせたいのなら一つだけ言っておきます。
自殺を考えている者が初めて自分の悩みを相談するとき、ほとんどの者が自殺の決意は固まってます。
「そのとき」を見逃さないでください。
Posted by 風兎 at 2006年11月01日 20:09
風兎さま

コメントありがとうございます。
私はいじめを受けたことはありますが、自殺は考えたことがありませんでしたので、自殺する人の意識の変化というのは、正直なところ正確にはわかりません。
私自身は、「自殺だけはなにがあってもしてはいけない」ということをずっと教えられていて、刷り込まれていたので、自殺という選択肢がなかったのです。
私の場合は、自殺をするかわりに、意識をなるべく遠くに置いてやり過ごしていました。今考えると、なんらかのアクションを起こすべきであったと考えます。
自殺を考えるようになった人の状況と言うのは人それぞれですから、一概には言えませんが、ただ、それでもやっぱり、
「もう自殺するほか無い」と考えてしまっている人に対して、
「自殺以外にも道がある」と意識を変化させるよう言えるのはやっぱり一番身近な人だろうと思うのです。

>相談したって最初は真剣に聞いてはくれません。

相談した相手が、相談者が真剣だと取らない、ということはあるかもしれません。

そのときを見逃さないためには、意識を変えるということは必要であろうと思います。
Posted by 青い夜 at 2006年11月02日 02:03
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